|
 |
| プロフィール |
|
Author:chopingodowsky
無類のピアノ好きが高じ、とうとうピアノ様のおうちを建てるはめに。
フランスの作曲家メシアンのサイトをやってます。↓ オリヴィエ・メシアンに注ぐまなざし
|
| カレンダー |
|
10
| 2009/11 |
12
| 日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
| 1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
| 8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
| 15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
| 22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
| 29 |
30 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
|
 |
|
| ピアノのおうち 建築日記 ピアノ好きの、ピアノ好きによる、ピアノのための家を新築! 人間様よりピアノ様、居住部屋より防音室が重視のおうちです。 ダイワハウスXEVO-Eで4/26完成しました。 今後は住み心地をレポートします。 |
| レクチャーコンサートのお知らせ |
今週末の11/7(土)に早稲田大学でレクチャーコンサートを行います。
〜1920年代の音楽シーンから〜 アイデンティティーに揺れた二人の作曲家
演奏曲目 ゴドフスキー:ジャワ組曲(1924-25) より 第6曲 「夜明けのブロモ火山と砂の海」 第8曲 「ボイテンゾルグの植物園」 第9曲 「バタヴィアの旧市街にて」
シュルホフ:5つのジャズ・エチュード(1926) より 第1曲 「チャールストン」 第3曲 「シャンソン」 第5曲 「ゼズ・コンフリーのシミー『鍵盤上の子猫』によるトッカータ」
日時:11月7日(土) 14:40〜 会場:早稲田大学学生会館B201多目的ホール
詳しくは「早大ピアノ阿修羅 第7回 秋の楽会」サイトをご覧ください。
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
|
| ソラブジのサイン |
めちゃムズ「子犬のワルツ」や大作"Opus Clavicembalisticum"で知られるコンポーザー=ピアニスト、ソラブジの評論"Mi Contra Fa"を買いました。
とっくに絶版になっており、現在ソラブジ協会で売っているのはコピー本(文字通り、コピー機でコピーして作った手作り本)。 オリジナルの単行本には以前、$500なんて値段がついているのも見ました。 とても買えない…と指をくわえていたのですが、イギリスの古書店で£100で出ているのを見つけてゲット。
で、さっそく本を開いてみると、扉にこんな書き込みが。
"To my dear...."以降は達筆でよく読めないのですが、よくよく見てみれば、最後に
"Kaikhosru Shapurji Sorabji"
と書いてあるではないですか。
こ、これはソラブジの直筆サイン!!
もしや、印刷かも、と思ったのですが、明らかに万年筆のインクです。
"vii. ii. MCMLXIV"、すなわち1964年2月7日の日付も記入されています。
これは思わぬめっけもんでした〜!!!!
しかし、ソラブジからわざわざ"To my dear..."とまで書かれて謹呈された本を古本に出したこの人物は誰なのでしょうか…?? コラー!
さて、で、内容で早速一番気になっていたゴドフスキーについての章('Leopold Godowsky as Creative Transcriber')を読んでみました。 Chopin-Godowskyのエチュードについて、彼が"Niagaras of abuse"と評した、というのはよく見る記述ですが、前後をよく読むと、決して批判的に使っているわけではないようです。 むしろ、積極的にこの作品を評価しています。
引用というのは、都合いい一節のみが使われてかえって誤解を招くこともあるから気をつけないといけませんね。
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
|
| 楽譜出版のお知らせ:シュルホフ |
私が校訂・解説を担当した楽譜の第2弾、エルヴィーン・シュルホフの作品集が発売されました。
エルヴィーン・シュルホフは戦前のチェコ、ドイツで活躍した作曲家です。多くの作曲家がジャズに影響を受けた1920年代、彼は誰よりも早くジャズの手法をクラシック界に取り入れ、人気作曲家・ピアニストとして一世を風靡しました。しかし1930年代になると、ナチスによる激しい弾圧に晒されます。彼の音楽はその先進性ゆえに「頽廃音楽」の烙印を押され、最後は彼自身も捕えられて強制収容所の中で壮絶な最期を遂げました。 戦後になっても、シュルホフの音楽は長らく忘れ去られたままでした。1980年代後半からようやく見直しの動きが始まり、1990年代以降は演奏の機会が急増しています。 彼は後期ロマン派、印象主義、表現主義、民族主義、社会主義レアリズム等の多彩な表現技法を駆使し、オペラから交響曲、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、歌曲まで幅広い作品を残しました。特に、自身がピアニストとしても活躍したことから、多数のピアノ曲を残しています。 当曲集では彼がジャズの影響を最も強く受けた時代に作曲した3曲を収めています。 「5つのジャズ・エチュード」は彼のピアノ作品の中では今日最も演奏機会の多いものです。躍動感溢れるリズム、洒落た和声、鮮やかに発揮されるヴィルトゥオジティで演奏効果抜群の曲集です。 「ジャズ舞踊組曲」は彼の「ジャズ時代」最後の作品で、エチュードよりもやや易しめに書かれており、中級者にも取り組みやすい曲集です。 「5つのピトレスク」は彼が第一次世界大戦から復員した翌年に書かれた作品で、ダダイズムの影響を強く受けています。特に、休符だけから成る第3曲“In futurum(未来に)”は衝撃的な作品です。 ガーシュウィン、カプースチンらジャズに影響を受けた作曲家に興味をお持ちの方には是非弾いて頂きたい作曲家です。
当版では従来版にみられる多数の誤植を訂正し、またシュルホフの自作自演との相違点についても解説されています。
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
|
| 楽譜出版のお知らせ:ゴドフスキー「ジャワ組曲」 |
私が校訂・解説を担当したゴドフスキー「ジャワ組曲」の国内版楽譜が株式会社プリズムより2008年12月下旬に出版されます。
ゴドフスキーは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した、当時世界一と言われたピアニストであり、自作・編曲作品を多数残しています。
「ジャワ組曲」は彼が1923年に演奏旅行で訪れたオランダ領ジャワ島(現在のインドネシア)の印象をもとにまとめられた作品で、全12曲から成ります。 東洋の音楽、踊り、風景、文化、など様々な面から得たインスピレーションを膨らませ、実に魅惑的な曲集に仕上がっています。
ゴドフスキーの作品と言えば「難しい」と思われがちですが、当曲集には比較的易しい曲もいくつか含まれています。勿論、ゴドフスキーならではのヴィルトゥオジックな曲も入っています。新しいレパートリーをお探しの方にも最適です。 日本語文献が殆どない中、6ページにわたる解説も貴重な資料です。 また、価格も2520円と、この手の楽譜としては破格とも言える安さです。
ゴドフスキーはショパン・エチュードやシュトラウス・ワルツの編曲しか知らない、という方も、是非彼のオリジナル曲を味わってみて下さい。
クリスマス明けぐらいに店頭に並ぶ予定です。
↓ Amazonで予約できます! ↓
ゴドフスキー:ジャワ組曲 (フォノラマ ― ピアノのための音紀行)
1. ガムラン 2. ワヤン・プルウォ(影絵人形劇) 3. ハリ・ブサール(偉大な日) 4. 聖湖ウェンディットのけたたましい猿たち 5. 月夜のボロブドゥール 6. 夜明けのブロモ火山と砂の海 7. 3つの舞曲 8. ボイテンゾルグの植物園 9. バタビアの旧市街にて 10. クラトン(王宮)にて 11. ジョグジャの水の宮殿跡 12. ソロの宮廷行列
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
|
| Fazioliのショールームがオープン |
一昨日、イタリアのピアノメーカー、Fazioli社の日本総代理店の設立記念パーティーがあり、出席してきました。 サントリーホールの小ホールを借り切っての催しです。
まずは順番に関係者のご挨拶。 駐日イタリア大使に始まり、Fazioli創業者のPaulo Fazioli氏、スタインウェイ極東部門のボスからFazioliに華麗なる転身(!)を遂げたAlec Weil社長、中村紘子氏が壇に立ちました。 中村紘子氏は昨日、大ホールでF308を弾いたとのこと。中村氏自身はFazioliがかなり気に入った様子でした。 そして、聴きに来ておられた皇后陛下と演奏会後にお茶したところ、陛下もFazioliに随分興味を示されたとのこと!
続いてブーニンがF308を演奏しました。この演奏は余りFazioliの良さが引き出されておらず、今ひとつ。
ここまでは予定通りのプログラムでしたが、この後がサプライズ。 何とPauloとAlecが連弾を披露するとのことです!!
アレックさんはPTNAでの優勝歴もある一流のアマチュアピアニスト。 パウロは最終的には工学博士ですが、その前に音大で学んでおり、今でも全ての自社製品を自分で弾いてチェックしています。 (年間生産台数がわずか120台程度だからできるのですが…)。
曲目はシューベルトの「軍隊行進曲」。
アレックのsecondoで「チャッチャラチャーラー」と前奏が始まりました。しっかりしたタッチです。
そして、primoのパウロがメロディーで入ってきます。
…。 う、うーん。
二人の息は、全くと言っていいほど合っていません。 アレックのテンポをまるで無視した爆走ぶり。 アレックのほうはそれでも何とかあわせようと頑張っているのですが、パウロのほうはまるでおかまいなしです。
きっと会社でもワンマン社長ぶりを発揮しているのでしょうw。
いやあ、でも二度と聴けなさそうな貴重な連弾でした。
一通りのプログラムが終了したところで軽食パーティー。 中村紘子氏、アレック、パウロとも話が出来ました。
パウロに「素晴らしいピアノをありがとう」と謝辞を伝えられたのがよかった。 (「ピアノのおうち」の主人となったF212は4th pedal付きということもあって、彼も覚えているそうです。)
アレックは昨年、スタインウェイでお会いしたときはスタインウェイを薦められたのですが(当たり前)、そのころには既にFazioliへの転身をひそかに決めていたとのことでした。 今になって明かされる胸の内。 私はそれを読んでいた訳では全くないのですが、結局Fazioliを選択しました。 そして、二人してこの場で再会するというのもとても不思議なものですw。
なかなか楽しい会でした。
今後は田町のショールームに行けばいつでもFazioliを試弾することができます。 日本でもFazioliが身近になるのは喜ばしいですね。
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
|
|
 |
|