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無類のピアノ好きが高じ、とうとうピアノ様のおうちを建てるはめに。

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ピアノのおうち 建築日記
ピアノ好きの、ピアノ好きによる、ピアノのための家を新築!  人間様よりピアノ様、居住部屋より防音室が重視のおうちです。  ダイワハウスXEVO-Eで4/26完成しました。 今後は住み心地をレポートします。
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スティーヴ・ライヒのトークセッション@国立音大
 一昨日、スティーヴ・ライヒのコンサートに行ったのに続き、昨日は彼のトーク・セッションに行ってきました。

Stever Reich Talk Session 20121205



 会場は500人入るホールがほぼ満席で、立ち見もチラホラ。(桐朋でやったラウタヴァーラの時は十数人じゃなかったっけな。随分違いますね)。盛況でした。

 彼からのトークは昨年初演された最新作"WTC 9/11"について。かつてグラウンド・ゼロ近くに住んでいたユダヤ人作曲家として、9/11にはものすごく強い思いがあるようで、それは勿論CDで作品を聴いた時に感じたのですが、昨日のトークではとにかくその思いが並々ならぬもの、というのが伝わってきました。続いて作品を(録音で)聴いて、その後はQ&Aコーナー、という進行でした。もっと色々講演してくれるのかと期待していたのですが、結局トークそのものはこの作品についてだけ。でもそのぶんQ&Aの時間が長くとられていたのはよかったです。

 折角なので私も質問してみました。早い者勝ちですので、真っ先に手を上げたら3番目にあててもらえましたw。通訳は半分しか訳してくれないので、英語で。
 まず謝辞から。来日ありがとう、昨日のコンサートは素晴らしかったです。私自身30年近くあなたのファンですし、"Piano Phase"や"Clapping Music"の演奏もしました。日本のライヒ・ファン達にとって今日は大変貴重な日です。ありがとうございます、といった内容。
 で、質問ですが、一番聞きたいと思っていた声の素材の使い方については1番目の方が聞かれたので、ライヒをライヒたらしめた"Gradual phase-shifting process"を編み出した"It's gonna rain"(1965)について尋ねてみました。

「"It's gonna rain"についての記述で、あなたはgradual phase-shiftingをby accident(偶然)に発見した、と書いていますが、偶然だったのでしょうか?」
「Accidentとも言えるし、"divine gift"(神様からの贈り物)と言うこともできるでしょう」
「もし、そうしたaccidentが起こらなかったら、あの時の声の素材でどんな作品を作るおつもりだったのでしょうか?」
「"It's gonna rain, it's gonna rain, it's gonna rain..."と繰り返し繰り返し聴いているうちに神様が贈り物をくれた、そういうことです」

 なんだか肝心のところはボヤけた回答でしたが、まぁ答えようのない野暮な質問ですからしょうがないですかね。

 他にQ&Aで聞き出せたことを覚えている範囲で。

・自分の音楽はロマン派的な要素は全くなくむしろバロックや中世の音楽に通じている
・音楽には"Good music"か"Bad music"かしかなく、ジャンル分けはあまり意味がない
・ジャズは聴くがスムースジャズはアイスクリームの安売りのためのCMミュージックにしか聴こえない
・3.11は大きな悲劇だが、"WTC 9/11"のような、そのための音楽を書くつもりはない。その仕事は日本人自身の手に委ねるべき
・現代の作曲家ではアルヴォ・ペルトやルイ・アンドリーセンの音楽を聴く

 ともあれ、非常に貴重な機会で、演奏会以上に思い出に残りました。

 主催の国立音楽大学さん、どうもありがとうございました。
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ようやく聴了~ハワードのリスト全集
 レスリー・ハワードによるフランツ・リストのピアノ作品全集。
 約20年がかりで録音したCD 99枚組み、というとんでもないスケールの偉業ですが、これがリスト生誕200周年に合わせて、何と2万円台半ばという破格の値段で売られています。



 20年の苦労を考えるとこんなに安く買い叩いていいのか、という疑問が沸いてきますが、申し訳ないと思いつつも結局購入してしまいました。
 バラ売りの頃には20枚弱購入したと思うのですが、その投資よりもはるかに安い金額で全集をゲット。ハワードさん、ほんとにすみません…。

 興味のある作品はバラ売り時代にあらかた購入しているし、買った当初は全集といっても、調べものをする時に使う程度のつもりでした。
 が、偉業に敬意を表し、1枚、また1枚、と少しずつ聴いているうちに結局全部聴くハメに…。自宅で、電車で、車で、と色んな場所で聴き進め、ようやく今朝99枚目を聴き終えました。

 我々のよく知っている曲でも、いくつもバージョンがあり、改訂が繰り返されて最終稿になっていく様子がよくわかります。全然違う和声だったり、えぇっと驚くようなエンディングだったり、99枚あってもなかなか飽きません。
 ハワードは大変丹念に草稿を掘り起こし、中間段階の断片なども山のように収録しています。学術資料としても非常に価値の高い仕事ですね。強いて言うならossiaを両方弾いて…まではやってませんがw。
 ヘクサメロンのオケ伴奏版では、省略された変奏を自らオーケストレーションして補完したりもしています。

 ともあれ、改めて彼の仕事の偉大さを実感した数ヶ月でした。
 この偉業に惜しみない拍手を送りたいと思います。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

Hexameron Live (with the 4th pedal)
 リスト、ショパン他6名の合作になる「ヘクサメロン」を10月~11月にかけて4回演奏することになっています。
 1回目は既に終わったのですが、残りあと3回あります。

10/16 リスト生誕200周年記念演奏会(アヴェニューホール@仙川)
11/5 早大ピアノ阿修羅 秋の楽会(早稲田大学)
11/23 加古川ピアノ同好会 第29回定期演奏会(福島区民センターホール@大阪)

 特に、今週末10/16の演奏会はピアノが第4ペダル付きのFazioli、ということで、目下第4ペダルを用いたヴァージョンを猛練習中。
 ようやく我が家の第4ペダルが役に立つ時が来ました(^_^)

 なかなか生で聴けないヘクサメロンがFazioliで、しかも第4ペダルを用いて、(しかもタダでw)、となると今後も殆ど聴く機会はやってこないのではないかと思います。

 是非皆さまお越し下さいませ。



アフターダーク
 今日は1日休日。練習の傍ら、村上春樹の「アフターダーク」を読み終えた。これで彼の長編小説は全部読んでしまった。

 「1Q84」も面白かったけど、「羊をめぐる冒険」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」「ダンス・ダンス・ダンス」「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」あたりが特に引力が強い。いつのまにか作品の世界にずぶずぶと引き込まれてしまう。

 しばらくはまだ読んでない短編や随筆でも読もうと思うが、次回作の長編が待ち遠しい。

震災から51日経ったが
 先週から今週にかけ、震災の医療支援活動で岩手県山田町に行ってきた。
 被害を免れた役場隣の保健センターに救護所が開設されており、ここの業務を担当した。

 山田湾に面した静かな町は地震、津波、火災によって壊滅的被害を受けた。
 私が宿舎にしたアパートも津波につかったのを応急修復した部屋だった。そこから救護所までの道のりは完全に焼け野原だ。

 この光景を実際目にすると、土地の人間でなくても、ただ茫然と立ち尽くすしかない。
 仕事があったから辛うじて動けたものの、それがなければ何時間でも突っ立っていたのではなかろうか。


 震災の日は私の住んでいる関東でも相当揺れたし、軽微ながら家にも被害が出た。家財は色々と損壊したし、原発事故では子供を疎開させる破目になった。ガソリンは長く手に入らず、計画停電では病院業務に多大な支障が出た。

 しかし、そうした苦労も津波の襲来した地域に比べれば全く取るに足らないものだ。

 山田町はじめ、沿岸の地域が平穏な日常を取り戻すのに一体何年かかるのか、想像もつかないが、私にできる支援を息長く続けていきたいと思う。


 関東ではかなり日常生活が戻りつつあるように見えるが、私個人の中では、今も震災が最大のウェイトを占めている。
 震災後全く手につかなかったピアノの練習も1ヶ月たった頃から再開したが、未だ音楽に打ち込める状態にはなっていない。



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