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無類のピアノ好きが高じ、とうとうピアノ様のおうちを建てるはめに。

フランスの作曲家メシアンのサイトをやってます。↓
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ピアノのおうち 建築日記
ピアノ好きの、ピアノ好きによる、ピアノのための家を新築!  人間様よりピアノ様、居住部屋より防音室が重視のおうちです。  ダイワハウスXEVO-Eで4/26完成しました。 今後は住み心地をレポートします。
東京ピアノコンクール 本選
 今回のコンクール、予選は1月8、10日だったのですが、私は10日のほうだったため、予選通過の翌日にはもう本選でした。
 アマチュア部門の本選は9人が出場。

 会場は新宿文化センターの小ホールです。
 ここは十数年前に一度弾いたことがあるのですが、その時はマイアベーア/リスト/ブゾーニの「アド・ノス」の幻想曲や、シュトラウス/ゴドフスキーの「芸術家の生涯」でした。懐かしい〜。
 鳴らし方がイマイチつかみにくい楽器だったような気がしますが、流石に随分昔なので、記憶もあいまいです。


 曲目は昨日と同じくゴドフスキー「ジャワ組曲」から。
 昨日の「チーン」でやや不快な思いをしたので、今日は座ってすぐ弾き始め、時間短縮を図ります。

 ピアノは十数年前と同じものかどうかわかりませんが、低音がよく出る割に、高音がくぐもって埋もれてしまい、バランスの悪さに苦慮。奏者の位置と聴衆の位置でまた聴こえ方が違うのかもしれませんが。
 この独特の高音特性のため、1曲目の「ボイテンゾルグの植物園」は旋律のラインがどうも思うように美しく出ません。それでも悪いなりに中盤以降は何とか無難にまとめました。

 「チーン」対策のために、曲間もあまりあけずに2曲目の「夜明けのブロモ火山と砂の海」へ。

 低音の音量は全く問題ない楽器なので、昨日と違って無理にたたきつけることもなく、自然と脱力が得られ、スケール感のあるいい響きになりました。ここに煌くような高音が乗るととっても最高なんですが、高音のほうは相変わらずヴェール越しに見るようなもやもや感が完全には解消されず。その点の不満を除けば、大きな失敗はなかったし、まずまずの演奏といったところでしょうか。個人的満足度は60点ぐらい。

 で、あとは発表待ち…。


 発表は19:45からと遅めの時間。
 小学生部門から順に発表され、アマチュア部門は最後から2番目(最後は連弾部門)。
 8時ごろになってようやくアマチュア部門の時間になりました。

 まず「奨励賞」「審査員特別賞」が読み上げられ、ここでは呼ばれず。
 次はいよいよ第3位かと思いきや、第5位からの表彰。

 5位 呼ばれず … 4位 呼ばれず … 3位 呼ばれず …
 このへんまで来ると、上位なのか、ランク外なのか「どっちなのさ、モ〜!」という感じです。

 2位でも名前が呼ばれないと、そのドキドキ感は頂点へ。

 残るは1人だけです。


 「それでは第1位の発表にうつらせて頂きます。

 第1回東京ピアノコンクール アマチュア部門 第1位は」


 と、ここで司会者が会場を見回すように一呼吸。

 こういう"間"って長い!


 そもそも私の演奏って聴かれる方によって結構好き嫌いがあると思うんですよね。

 所詮はアマチュアの自己満足的演奏ですから、プロの方々が聴けば「あ〜、あれはひどいね」という感想を持たれる方も多いでしょう。

 プロの先生方から私が演奏する作曲家や作品を「誰それ?」「そんな曲知らない」と言われること等はもう日常茶飯事ですし、それがプラスに影響することは殆どないと思われます。審査員にしたって、よく知らない曲に1位を出しにくいのは当然。


 などとそんな思いが超高速で頭の中をグルグル。そこへ司会者の声。




 「○○××さんです」




 呼ばれました〜!!




 ホッとした〜〜…。

 というのが第1の感想。

 壇上で表彰を受けました。


 以前、国際アマチュアピアノコンクールで2位だった時は嬉しさと口惜しさの混じった複雑な気分でしたが、1位だと随分と気分が違います。

 何より嬉しいのは、ゴドフスキーで1位がとれたということですね。


 今年は年末の12/18(土)に日本初となる「ジャワ組曲」の全曲演奏を行う予定です。
 国内外の各種コンクール優勝者・入賞者多数参加の豪華演奏陣によるリレー形式でお届けします。
 入場無料ですので、是非皆様聴きにいらして下さい。

 詳細はこちらをご覧下さい。
(開演時間、全体のプログラム等は未定ですが、秋ごろには決定すると思います)。





テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

東京ピアノコンクール 予選
 さて、「第1回 東京ピアノコンクール」の様子ですが…。

 私の予選の割り当ては1/10、会場は大田区民プラザ小ホールでした。
 ピアノは古いYAMAHAのCF。
 出番が夜8時ごろと大変遅かったのですが、朝から酷使されてきたピアノは既に調律も狂い、何とも弾きにくかった…。
 音のヌケはよかったのですが、音色はイマイチ。何だかピアノと喧嘩したような演奏になってしまいました。

 不可解なのは、制限時間で鳴る鐘の音。

 このコンクールは珍しいことに明確な制限時間がなく、「数分〜10分程度」とのことでした。
 で、皆さん申請が4分だったり、8分だったりするのですが、鐘は10分で鳴らす訳ではなく、どうも皆さんの事前の自己申告の時間が経過すると「チーン」と鳴らしているようです(タイムキーパーさんがストップウォッチとにらめっこしてました)。

 で、私は「8分」で申請したのですが、何と、最終小節の途中で「チーン」!!

 いやびっくりしました。

 もう最終小節を弾き始めてるんですよ!
 わざわざ鳴らさなくてもあと5秒で終わるって!!!

 あらかじめ主催者の定めた演奏時間のリミットで鳴らされるならわかります。
 逆に、まだまだ先が残っている場面でも「もう十分審査できたから」って理由で演奏を打ち切ることもあるでしょう。

 しかし、曲の99%まで弾かせておいて、制限時間に引っかかっている訳でもないのに最終小節の途中で”チーン”って…。
 そこで5秒(残響を含めても10秒ほどでしょう)短縮して一体誰が得するんだろうか??と激しく疑問です。


 それでも予選通ったので、まぁよかったのですが。

 タイムキーパーさんはもうちょっと音楽のセンスのある方に務めて頂きたいです…。


 明日は決勝の模様を。
 

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

東京ピアノコンクール優勝!
 連休中に「第1回 東京ピアノコンクール」を受けてきました。
 もちろん、アマチュア部門ではありますが…。

 予選が1/8と10、本選が昨日1/11でした。


 で、結果がこちら↓



tokyo-piano-competition2010



 なんと第一位を頂くことができました!!


 今回は大変多忙で明らかに練習不足だった割には、本番では75点ぐらいの演奏ができました。
 半年以上弾き続けてきた曲というのがよかったんでしょうね。


 演奏した曲は昨年何度か弾いたゴドフスキー「ジャワ組曲」から第8曲「ボイテンゾルグの植物園」、第6曲「夜明けのブロモ火山と砂の海」の2曲。


 しつこいようですが(笑)、楽譜はこちらです↓



テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

レクチャーコンサートのお知らせ
 今週末の11/7(土)に早稲田大学でレクチャーコンサートを行います。

 〜1920年代の音楽シーンから〜
アイデンティティーに揺れた二人の作曲家


演奏曲目
ゴドフスキー:ジャワ組曲(1924-25) より
 第6曲 「夜明けのブロモ火山と砂の海」
 第8曲 「ボイテンゾルグの植物園」
 第9曲 「バタヴィアの旧市街にて」

シュルホフ:5つのジャズ・エチュード(1926) より  
 第1曲 「チャールストン」
 第3曲 「シャンソン」
 第5曲 「ゼズ・コンフリーのシミー『鍵盤上の子猫』によるトッカータ」


日時:11月7日(土) 14:40〜
会場:早稲田大学学生会館B201多目的ホール

 詳しくは「早大ピアノ阿修羅 第7回 秋の楽会」サイトをご覧ください。


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ソラブジのサイン
 めちゃムズ「子犬のワルツ」や大作"Opus Clavicembalisticum"で知られるコンポーザー=ピアニスト、ソラブジの評論"Mi Contra Fa"を買いました。

 とっくに絶版になっており、現在ソラブジ協会で売っているのはコピー本(文字通り、コピー機でコピーして作った手作り本)。
 オリジナルの単行本には以前、$500なんて値段がついているのも見ました。
 とても買えない…と指をくわえていたのですが、イギリスの古書店で£100で出ているのを見つけてゲット。

Sorabji: Mi Contra Fa


 で、さっそく本を開いてみると、扉にこんな書き込みが。

Signature of Sorabji


 "To my dear...."以降は達筆でよく読めないのですが、よくよく見てみれば、最後に

"Kaikhosru Shapurji Sorabji"

 と書いてあるではないですか。

 こ、これはソラブジの直筆サイン!!

 もしや、印刷かも、と思ったのですが、明らかに万年筆のインクです。

 "vii. ii. MCMLXIV"、すなわち1964年2月7日の日付も記入されています。


 これは思わぬめっけもんでした〜!!!!


 しかし、ソラブジからわざわざ"To my dear..."とまで書かれて謹呈された本を古本に出したこの人物は誰なのでしょうか…??
 コラー!


 さて、で、内容で早速一番気になっていたゴドフスキーについての章('Leopold Godowsky as Creative Transcriber')を読んでみました。
 Chopin-Godowskyのエチュードについて、彼が"Niagaras of abuse"と評した、というのはよく見る記述ですが、前後をよく読むと、決して批判的に使っているわけではないようです。
 むしろ、積極的にこの作品を評価しています。

 引用というのは、都合いい一節のみが使われてかえって誤解を招くこともあるから気をつけないといけませんね。


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