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無類のピアノ好きが高じ、とうとうピアノ様のおうちを建てるはめに。

フランスの作曲家メシアンのサイトをやってます。↓
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ピアノのおうち 建築日記
ピアノ好きの、ピアノ好きによる、ピアノのための家を新築!  人間様よりピアノ様、居住部屋より防音室が重視のおうちです。  ダイワハウスXEVO-Eで4/26完成しました。 今後は住み心地をレポートします。
地盤補強(3)
 昨日で地盤補強工事が終わり、今日と明日は工事はお休みだそうです。
 こんな日に限ってカラッと晴れて絶好の工事日和なんですけどね。


 さて、地盤調査の結果についてはダイワハウスさんのミスが明らかになり、しかもそれを隠そうとしていたような臭いがプンプンしていたため、私たちは「こんな会社とは契約できない」と考え、契約解除を真剣に検討していました。

 ミスもかなりお粗末なものですが、「土地契約の翌日にミスに気づいた」という出来すぎた言い訳は常識的には信じることはできません。
 しかも、百歩譲ってその言葉が本当だったとしても、こちらから聞くまで黙っていたことには違いない訳です。


 で、この件については何度も何度もダイワさんと話し合いを重ねました。

 その過程で、どうやら少なくとも営業さんは本当に土地契約の時には知らなかったようだという感を受けました。これは話し合いの言葉の節々から私たちが感じた「勘」です。
 また、こちらが聞くまで黙っていたのは、調査をすべてすませてから説明する予定だったということで、納得できないこともない理由でした。
 最終的には御偉方のスタッフの方々が自宅まで謝罪に来られ、土地の契約はいったん解除して、改めて新しい地盤調査の結果に基づき、少しですが割り引いた金額で再契約を結ぶ、という譲歩案を提示してきました。


 この土地はそれまでに何十か所も見て回ってようやく探し出した土地です。建物のプランも相当具体的に詰まってきています。ここでまた白紙に戻るというのは私たちにとってもダメージが物凄く大きいのは事実でした。


 契約破棄と再契約の挟間でさんざん悩みました。

 ダイワさんは確かに大きなミスはしたものの、その後ミスを認めて謝罪してからは、誠意をもってきちんと対応しようという姿勢が感じられます。
 特に営業さんとは数ヶ月間いろいろやりとりをし、その中で信頼関係も築かれてきていました。


 結局最後はこの人の人柄にもう一度賭けてみることにしました。


 この決断が正しかったのかどうか、建った家に住んでしばらくしてみれば結果が出ることでしょう。
 その時はまたご報告したいと思います。

テーマ:家作り日記 - ジャンル:ライフ

地盤補強(2)
 今日は住宅ローンの初回引き落とし日です。建物の支払いはまだなのですが、土地だけは支払いが先だったため、先行して土地だけまずローンがおりたのです。
 今日から長い長い支払いが始まります。果たして返し終わった頃には何歳になっているのでしょうか…。


 現場のほうは、朝、出勤前に行って様子を見てきました。
 小雨が降っている日に地盤改良工事なんて大丈夫なのかな…。大きな影響はないと言いますが、素人なのでちょっと心配になってしまいます。

 工事している様子を見てみたいのですが、流石にこちらの出勤前ですので、大工さんも出勤前。
 仕方なく、置いてある大きな機械や掘ってある穴を見てみましたが、思っていたよりも結構大きな穴です。60 cmぐらいあるでしょうか。


 さて、地盤補強に至る経過、昨日の続きです。

 地盤補強の必要のない丈夫な土地にどうして地盤補強をすることになったのか?「素朴な疑問として不思議に思うので、是非理由を教えて下さい」と尋ねました。
 その時は「設計と相談して回答します」といったんはぐらかされました。

 さて、その次の打ち合わせの時。
 営業さんと設計さんが気のせいか随分とかしこまっています。

 そして、

   「すみませんでした」

 と頭を下げてきました。

 え?え?どういうこと?どうして謝ってるの?


 事情がよく飲み込めずに「へ?」という顔をしていると、その理由を聞かされました。


 実は地盤調査の結果がすりかわって

いたと言うのです。




 え〜〜っ!!



 先日「こんなに丈夫ですよ〜」と見せて頂いた資料は、実際は隣の隣の区画のデータと判明したそうです。
 地盤調査をした当時は辺り一面全て更地で、区画割りの線も何もなかったために、測定位置が大きくずれていたとのこと。測定会社がうっかりアパート用の大きな区画を見落としており、その分全ての区画がずれていると…。
 で、肝心の「正しい」データでは私達の区画は補強の必要な地盤だということです。

 何たること…。

 しかも、測定会社は何ヶ月も前にダイワハウスにこのデータの訂正を報告していたのに、新しい報告書は誰も目を通すことなく放置されており、私達には古い報告書に基づいて間違えた説明をしてしまいました、との釈明です。

 しかもしかも、報告書が2通あることが判明したのが、土地契約を交わした翌日だと言うのです!あくまでも、契約の日の時点では自分達は知らなかったんだと…。

 でも、翌日ですよ?そんな出来すぎた偶然ってあるの!???


 すっかりいい土地を見つけて、ダイワハウスさんでいい家を建てようと意気込んでいたのに、物凄いショックです。
 地盤が軟弱だということもショックですが、今まで信頼してきた人に裏切られるのはそれ以上のショックです。
 信頼が築けない人たちと家のような何千万円もの契約なんてとてもできませんよね。

 せっかくここまで来たのに契約白紙、また振り出しに戻るのか…。

 信じられない事態に一体どうしたらよいものか、どん底の気分で思い悩む日々が続きました。


 でも、今は結局この土地にダイワさんで建て始めているんですけどね。
 その辺の経過はまた明日。

テーマ:家作り日記 - ジャンル:ライフ

地盤補強
 本日より工事スタートです。

 地盤補強が始まったのですが、仕事のため自分では現場を見に行けません。
 代わりに工事責任者の方から写真が送られてきました。

地盤補強1   地盤補強1

 これは柱状改良工事と言い、地面を筒状に掘削して、その掘り返した土に固化剤を混ぜて固めてしまい、強い柱を作る方法です。
 全部で37本やるのですが、今日18本終わって、明日、残りの19本をやる予定とのこと。

 私も明日の仕事前に見に行こうと思っています。


 さて、実はこの地盤補強については一悶着ありました。

 もともと、この土地はダイワハウスの建築条件付分譲地で、売り出し前に地盤調査済みでした。
 この近辺には軟弱地盤の土地が多いのですが、ここは珍しくしっかりした地盤で地盤補強工事は不要とのこと。地盤調査の報告図まで見せて頂き、地盤補強が必要ない旨を詳細に説明して貰いました。これはなかなか嬉しい話で、この土地に決める大きな要因にもなりました。

 ところが、土地の契約も済ませて建物の相談を進めているある日のこと、担当営業さんから「設計の判断で地盤補強をさせて頂くことにしました」と連絡が来ました。「もともと丈夫な土地に更に地盤補強するので、より安心してお住まい頂けます。勿論当社のサービスでやります」とのこと。その場は不自然に思ったものの、何となく相手のペースの話に深くつっこむ事もなく、やり過ごしてしまいました。

 でもこれって、普通に聞けば何だか怪しい話ですよね。強い地盤なのにわざわざ高額の費用をかけて補強工事をするのか?それもハウスメーカー持ちで??
 やっぱり何か変だと思い、後日「どういう理由で補強工事が必要と判断したのか、詳細に説明して欲しい。」と営業さんに伝えました。更に、「地盤調査の結果のコピーを下さい」とお願いした所、「設計担当と相談してみます」との返事。ん?どうしてコピーを渡すだけなのに設計の方と相談なの?

 結局、次の打ち合わせの日に真相発覚。営業さんと設計さんから詫びが入りました。

 実はとんでもないことになっていたのです…。

 続きはまた明日。

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"Jichinsai" in Shinto style
 今日は午後から築地に出かけて、大学時代のサークルの友人と寿司屋で新年会をしてきました。真昼間から酔っ払っていい気分です。


 さて、昨日の地鎮祭は地元の神社から神主さんに来て頂いて、神道の様式で行いました。仏教式やキリスト教式といったのは聞いたことがないので、恐らく地鎮祭は総じて皆さん神道でやられているのだと思います。では自宅を新築する人はみな神道の信者かと言うと、これはちょっと違うのでしょうね。

 仕事の関係でイギリスに住んでいたことがあるのですが、かの地での宗教観は全く異質なものでした。多くの人々にとって、宗教は個人の生活、人生、哲学と非常に密着したもので、切っても切り離せない関係でした。

 それはイギリス人に限りません。特に、私はアジア人でしたので、どうしてもアジア系、中東系、アフリカ系、東欧系といった移民の人々と付き合う事が多かったのですが、そうした方々にこそ信心深い方が多かったのは印象的でした。

 イギリスに渡ってすぐの頃が丁度ラマダーンでした。ムスリムの同僚に「日中何も食べられないなんて辛いよね〜」と話しかけました。こちらしては「御苦労様」といったニュアンスを込めて軽い感じで話しかけたつもりだったのですが、彼からは「ラマダーンを守ることは我々のinternal happiness(内なる喜び)だ。辛いのではなく、心から嬉しいのだ」と真顔で諭されました。
 或いは、ある黒人の同僚は世間話の途中にしょっちゅう「どんなに生活が苦しくても毎日神に祈る事を忘れてはならない」と語っていました。

 また、滞在中にちょうどローマ法王が亡くなってコンクラーベがあったのですが、新しい法王が決まるその日はカトリック信者の同僚たちはTVに釘付けで、仕事もままなりませんでした。

 こうした方々を見ていると、日本人の宗教観はとても不思議な感じがします。結婚式は教会で、初詣は神社で、葬式はお寺で、といった生活様式は世界の大部分の人にはとうてい信じられない、愕然とする光景なんだと思います。

 私もこうした無宗教日本人の一人なので、イギリスに渡った当初は「お前の宗教は?」と聞かれると「特になし」と答えていました。しかし、これを相手に理解して貰うのはかなり難しいのです。無宗教とは何ぞや、その哲学とは、なぜそうした姿勢でいるのか、と言ったことを延々英語で説明しなくてはなりません。なので、途中からは面倒臭くなって「仏教徒」と答えていました。しかし、「仏教の教義は?」とか質問されるとたちまちボロが出ます(笑)。なんで、本を読んで仏教の教義を軽く勉強したりもしました。

 でも、日本に帰ってくるとやっぱり神道式の地鎮祭を何の抵抗もなくやっている訳です。

 言葉で言い表すのは難しいのですが、兎も角、日本人でよかったなぁとしみじみ実感しています。

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地鎮祭
 地鎮祭の朝、冷え込みは厳しいですが天気は上々です。

 ハウスメーカーさん曰く、「地鎮祭は実は雨のほうが縁起がよいとされています」とのこと。「雨ふって地固まる」の諺によるのでしょうか。でも個人的にはやっぱり晴れてたほうがいいと思うんですけどね。

 今の借家から新築現場へは車で20分ほど。到着すると、既に地縄が張られており、テントが据えつけてありました。ダイワハウスのスタッフの方々は既にいらしてます。現場監督さんとは初めて会ったのでご挨拶。
 ほどなく軽ワゴンが到着し、ここから神主さん登場!何だか思いっきり現実的ですね…。神棚やら色々積んでくるからでしょうか。
 でも着替えると神主さんの貫禄十分です。

 テントの下の神棚には野菜やらスルメやらお神酒やらがお供えされています。本来は施主が用意するべきなのかもしれませんが、ハウスメーカーさんまかせでした。魚は本来は鯛がいいそうですが、スルメで代用することもあるようです。

 午前10時、地鎮祭が始まりました。
 まず神棚の前で祝詞の奏上を聞き、御祓いを受けます。
 それから敷地の隅を清めるそうで、ちょうど建物の角にあたる位置を神主さんが御祓いし、施主が紙吹雪を撒きます。これを四隅に行いました。
 次いで鍬入れ。「エイッと大きな掛け声をかけながら3回やって下さい」とのこと。神棚の前にある盛り砂に

「エイッ、エイッ、エイッ」

 と鍬を入れました。
 それから工事責任者の方が今度はスコップで同じように3回。

「エイッ、エイッ、エイッ」

 結構大きな掛け声です。自分のはちょっと控えめすぎたかも…。
 最後は神棚に玉串を捧げます。玉串なんて持ったこともないので、どうするのかよくわかりませんが、右回しに3/4周まわしてから神棚に置くそうです。神主さんに教えて貰いながら何とか神棚に置いて、二礼二拍手一礼。

 これで地鎮祭は無事終了。あとは出席者全員輪になってお神酒で軽く乾杯をしました(直会(なおらい)と言うそうです)。ここまでで20分ぐらいだったでしょうか。
 終了後、神棚に飾ってあったお札を貰いました。小さいものと大きいものの2点セットになっています。小さいほうは鎮物(しずめもの)と言って、基礎工事の時に土地に埋めるそうなので、ハウスメーカーさんに預けました。大きいほうのお札は上棟式の際に天井裏だかに入れるそうで、それまでは持っていて下さいとのこと。本来は神棚に飾るそうですが、ウチにはそうしたものがないので、どこかに保管しておくしかないですね。
 神棚に飾ってあった未開封のお神酒もお祝いということで頂きました。

 玉串料はいつ渡すのかと思っていたら、全部終わった後でハウスメーカーさんから「そろそろ…」とお声がかかりました。神主さんはもう軽ワゴンに神棚をしまって帰る支度をしておられるところでしたが、ここで玉串料を渡します。

 儀式のあとは事務的な用件。地縄を確認し、木工・電気・水道の工事業者さんと挨拶。その後、敷地裏のお宅への挨拶にも行きましたが、伺った3軒ともお留守でした。止む無く手紙と手土産だけをポストに入れてきました。因みにこの近辺は区画整理地ですので、両隣や向かいは工事中だったり、まだ更地だったりで、既存のおうちが建っているのは裏の並びだけです。


 特に信心深い訳でも何でもないのですが、地鎮祭はやっぱりやってよかったです。
 今まで殆ど机の上での打ち合わせばかりだったので、今ひとつ現実感がなかったのですが、今日はああここに本当に建つんだなという実感がおぼろげながら湧いてきました。一生に(恐らく)一度のことですし、よい記念になりました。

 あさって月曜日からは地盤改良が始まるそうです。いよいよ本当に工事突入です。

地鎮祭の祭壇
↑ これが祭壇。晴れていたので、テントはなくてもよさそうなものですが…。笹が窮屈そうです。

テーマ:家作り日記 - ジャンル:ライフ

建設開始
 このたび、自宅を新築することになりました。

 コンセプトはずばり、

  「ピアノのための家」

 です。

 無類のピアノ好きでありながら、18歳で実家を出て以来の十数年、ピアノの練習環境は劣悪そのものでした。

 大学入学当初の安下宿には当然ピアノなど置けず、大学のサークル部屋の共用ピアノで練習するのみ。
 その後も長く電子ピアノの生活が続き、ようやくヤマハのC-1を購入したのが2年前。しかし、現在の住まいは借家で防音室でもないため、夜は練習できません。

 仕事が終わってからの練習となるとどうしても深夜になってしまうため、「完全防音のピアノ部屋が欲しい!」が長年の夢でした。

 居住のことだけ考えればマンションで全然構わなかったのですが、ピアノを弾くことを考えれば一戸建て、それも建売ではなく注文住宅でないと、この夢は叶えられません。
 限りある予算で果たして実現可能なのか、甚だ不安でしたが、やっぱりピアノは好きだし、思いっきり弾きたい。

 一念発起して土地を探し始めました。

 以来、半年余り。土地選定、ハウスメーカー選定、設計、と毎週末膨大な時間を費やし、ようやく2008年に入って着工できることとなりました。

 いよいよ明日が地鎮祭です。

 これから、ダイワハウスXEVO-Eでの防音室つきの家作りの様子をリポートしてゆきたいと思います。

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